11月1日

2010年11月1日月曜日


父親の病気の検診のため、静岡県立がんセンターに行ってきた。沢山の現代絵画に奇麗な庭、駿河湾を一望できるカフェテリアがあり、病院の暗いイメージを覆してくれた。。。

5年前、父が肝臓がんと医者に宣告されたとき、私は東京にいて母親や姉たちからすぐに連絡がかかってきた。わたしはすぐさま静岡に!!!
父親は、一人で地元の病院で、B型肝炎にウイルスによる5センチにもなる肝細胞癌であること、すぐに入院しカテーテルが必要だということを宣告され、その事を母親に伝えた。。
無知だった私達は、5センチなんてそんな大きなガンがあるわけないじゃん〜、ききまちがえたんじゃな〜い〜ってみんな信じたくなくて、母親は、すぐさま県立の癌専門の病院をみつけてきて、もう一度検査。
その結果もおなじだった!その一ヶ月後肝臓約半分を摘出するという8時間の大手術!!手術後、祖父母を含め家族皆で、先生にお礼と、摘出した肝臓癌のこと肝硬変になってないか??他には転移していないか???など実際に摘出したものをみながら、、説明を聞いた。。。何じゃ〜そいつは、めちゃくちゃ大きくてびっくり!!!次の日から、合併症にならないように、歩いたり、呼吸の訓練をはじめ私達家族はひとつになって父親の病気とつきあっていくこと、涙を流す事をやめ、助け合って生きて行こうって!!!!決めた。

父親の病気が私達家族に沢山の経験と助け合いを教えてくれたのかもしれない。。
父は、大大好きなお酒もタバコもやめて、今、従業員の人たちのために、従業員の家族のために、そして良い会社にするためにどうしたらいいか考え、一生懸命に熱いハートと優しいハートで働いている。。。
めっちゃくちゃ熱い心で仕事に向き合っている姿にまじ関心してしまう。
毎日母親は、父親の意見にたいして的確な現実的なアドバイスの返しと、父親の悩みを聞き、よくバトルしているが、、、とっても素敵な関係なんだな〜ってやっときづいたっす。

父親のドキドキの検診の間、わたしはカフェテリアで駿河湾ながめてました。。。。ここの病院に自分の作品がかざられるイメージとかかってにしながらさ。。。。

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